
子どもを育てる上で、よく耳にする熱性けいれんという言葉ですが、
しかし、熱性けいれんという言葉は知っていても、
・けいれんが起こったときどういう風になるのか
・実際に熱性けいれんに立ち会ったときどうすれば良いか分からない
そんな方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は実際に娘が熱性けいれんとなって運ばれた経験をもとに、
・どういう痙攣が起こったのか
・診断結果
・入院費用
このあたりを時系列に沿ってご紹介します。
もくじ
時系列
まずは簡単に時系列のご紹介です。
①娘が37.5度の熱を出す
②様子見していると熱がそのまま38.5、39°と熱が上がる
③反応がなくなる
④嘔吐→痙攣→嘔吐
⑤救急安心センター事業(♯7119)に連絡し救急車を呼ぶことに
⑥病院到着後に診察を行う
⑦診察後に再度痙攣
⑧精密検査を行う
⑨入院決定
ちなみに救急安心センター事業(♯7119)というのは、
急なケガや病気をしたときに、救急車を呼んだが方がいいか、今すぐに病院に行った方がいいかなど、
判断に迷ったときに専門家からアドバイスを受けることができる電話相談窓口です。
参考 救急安心センター事業(♯7119)をもっと詳しく!総務省消防庁発熱から感じた異常さ
私の娘が熱を出したのは、私が39度の熱を出した数日後のことでした。
そもそも娘は数日前に一歳になったばかりで、
また、それまでに熱になったことは予防接種を打ったあとにしかなく、ある意味、はじめて熱を出した日という状況です。
とはいえ熱を測っても37.5程度でしたし、いつもどおり走りまわったり踊ったり…。

見るからに元気モリモリではあったので緊急性はなさそうだったのですが、
つい一か月前に子持ちの友人から

と忠告されており、私自身もこれから熱が上がって熱性けいれんが起こるかも…となんとなーく嫌な予感がしたため、
・どの程度で病院に行くべきなのか
・熱性けいれんについて対処方法等
を調べて書いたものを夫に託してからもう一度娘の熱を測ると38度に。
測るたびにあがっていく熱に戦々恐々としつつも、私は寝室へ。

しかし横になったのもつかの間、19時に夫から娘の様子がおかしいから一度見てほしいと言われました。
夫いわく15分前から娘の応答がないと。
寝室を出て、リビング向かうとTVの前でちょこんと座っている娘の姿。

とそう思ったのですが、話しかけても返事がなく、
顔を覗き込んで目をしっかり合わせても無言、無言、無言……。
どう表現すればよいのか分からないんですが、目も合ってはいるけど、合ってはいない…どこか虚ろな様子なんですよね。
どこか虚ろだし、口も開いたままだし、返事がないのになぜか腕は肘を曲げている状態で何かおかしい。
▼実際の写真

熱が高すぎるからぼーっとしているのか、それとも水分不足のせいなのか…。
とりあえず水分を飲ませてみようとストローを刺したマグを差し出して、ストローを口に近付けましたが口が開いたままで口が閉じない。
口元に水があることを伝えても、下や唇にストローをちょんちょんと押し当てても口が閉じることがなく口が開いて、目が虚ろな状態が続き、
それでも脱水症状は怖いとストロー式のマグから哺乳瓶に切り替えたところ、50CCほど飲んだため、ほっと安堵をした次の瞬間、ゲボっと嘔吐する娘。

あわてて夫に#7119に電話してもらい、嘔吐物をタオルで拭きながら娘の様子を見るとけいれんが始まりました。
けいれん中は事前に調べておいた対処方法が書かれたメモを見て
・嘔吐物を飲み込まないように身体を横にする
・携帯で熱性けいれんの様子を動画に残す
これらを実践しましたが、けいれんが収まった頃にもう一度嘔吐する娘。
二度も嘔吐したこともあり、#7119に出た看護師さんが救急車を手配してくれましたが、
もうその頃には娘の反応も殆どなく、泣きわめくことも、話すこともありませんでした。
救急車が到着後、夫と娘は救急車で昭和大学江東豊洲病院へ、私は熱により自宅待機となりました。
娘の診察結果
緊急搬送中も娘は嘔吐したようですが、病院に到着し診察する頃には少し回復したようで
診察を行っている際も先生の手を追いかけたりとしたため、
動画を見たけど熱性けいれんにしては痙攣が大人しいから寒気かもしれない。
ただ、経過を見たいから明日もう一度再診しましょう。
という診断で帰宅することになりました。
しかし、診察終了後にまたもや目が虚ろになり、右腕が硬直しはじめる娘。
異変を感じた夫が診察室に連れていくと、そのまま全身痙攣が始まり呼吸器と点滴を行うことに。

この点滴により痙攣は止まったものの、
痙攣を止めるために薬を使用したが、短時間で熱性けいれんが二度起きるのはあまり良くない。
ということで、娘は経過観察のために入院となり、
さらに痙攣は熱性けいれんの他に、インフルエンザ脳症や低血糖など他の理由も考えられるためCTと血液検査を行うことになりましたが、
CTや血液検査の結果、
血糖値は通常なので低血糖によるものでもなく、その他の数値も正常。
肺炎の可能性もなく、見た感じ髄膜炎ではないけど、どうしても原因が分からない場合は検査
ということでなんとか大丈夫だった様子。
しかし、入院の付き添いに関してはちょうど新型コロナの影響で
・両親二人での面会は不可
・面会時間も1日1時間まで
・病院に到着したら熱を測り37.5以上の場合は面会不可
という決まりが出来ており、夜通し見守る…ということは出来ずに、帰宅になりました。
ちなみに熱性けいれんの再発率は30%ですが、
両親のどちらかが過去に熱性けいれんを起こしてると50%になるそうです。

入院部屋について
当時コロナが騒がれはじめた頃でしたがまだ部屋が空いていないということはなかったようで、
入院部屋は個室になりました。


赤ちゃん一人に対してこんなに部屋が大きいのかと夫はビビり倒したそうですが、
入院中は看護婦さんが細かく娘を見て頂いたようだったので有難かったです。
その後は夫が毎日一日一時間の面会時間を利用して、娘に会いに行ってくれましたが、
行っても眠っていたりと中々タイミングが合わず。
しかしやはり目覚めているときに合うと、寂しくてギャン泣きをしていたそうです。
▼実際の写真
背中に体を冷やすための氷枕的なものを背負い、手はコードを取らないようにミットがされている

入院費はいくらかかった?
さて、今回娘は翌々日にも退院OKだったんですが、
私がその後40度の熱を出してコロナ疑いになり、夫も介護疲れと熱で倒れたことにより今の状況で戻ってきてもよろしくないということで
病院側に事情をお伝えしたところ、娘の熱も下がっていないということもあり追加で三日ほど延長して預かって頂けることになりました。
なので実際に入院したのは5日で、入院・診察費は5000円でした。
延長ということもありましたが、大学病院で、しかも個室での入院であったため10万円位かかっちゃう?!と覚悟していましたが、
子ども医療費助成のおかげでお金がほとんどかかりませんでした。

熱性けいれんを振り返って何を事前準備しておくか

今回は【体験談】熱性けいれんを起こすとどうなる?熱性けいれんで昭和大学江東豊洲病院に入院した話。を詳しくまとめましたが、
娘はこのあとも5回ほど熱性けいれんを起こしております。
そんな中で、こういう準備をしておくといいよ!と思ったことをまとめます。
現場を写真・動画に収めていた
これが一番大事!!!
事前に準備をしていても、いざ熱性けいれんになるとやっぱり焦ります。
そのため、診察を受けた際に症状がいつ起こったか聞かれても時間が分からなかったり、
体感的に「えっと20分前かな?」と思っていても、実際には一時間以上前のことだったりと体感時間が狂っていることが多々あるため、
正確な時間の確認を行うためにも写真または動画を撮りましょう。
また動画を撮ってお医者さんに見せることで、口頭で伝えるよりも正確に症状を把握していただけます。
よくTwitterなんかでは症状を動画で撮っていると可哀そう!なんてことを言う身内がいるそうですが、
娘・息子・家族のためですから、そんな声は無視をして写真と動画をとりましょうね…!!
時系列をメモしていた
これも上記の動画・写真に収めていたに通じるんですが、すごく参考になります。
特に後日再診察に行って、いつどういうことが起きたのかを説明するときに役に立ちます…!
ちなみに我が家では夫と「娘観察日記」的な病気の時にメモをするグループチャットをLINE上で作っています。
▼実際のLINE

タクシーの配車アプリ入れていた。
クレジットカードを登録しておくと、WEB決済してくれるので、
先に救急車でいって貰って、あとから病院に行くという場合に非常に役立ちます。
あとは体調があまりに悪いときなんかも、これでしゅばっとタクシーがきてくれるので有難いですね。
▼参考までに私はGOタクシーのアプリを入れております。
ぜひみなさんの参考の一つになりましたら幸いです…!



